イラン・サッカー協会(FFIRI)は7日、カルロス・ケイロス監督の就任を発表した。

 現在69歳のケイロス監督は、ポルトガル代表や名古屋グランパスの監督、マンチェスター・Uのアシスタントコーチなどを務めた後、2011年4月からイラン代表監督に就任。2014年ブラジル、2018年ロシアと2大会連続のワールドカップ本大会出場に導いた。また、2019年UAEで開催されたアジアカップではベスト4進出を果たしている。なお、2022年カタール・ワールドカップ予選で指揮を執ったドラガン・スコチッチ氏は解任となっている。

 第2次ケイロス政権の初戦は、9月23日にイランで開催予定のウルグアイ代表戦となる。また、正確な日付こそ発表されていないものの、ロシア代表との対戦が決まったことも併せて伝えている。

 ワールドカップ開幕を2か月前に控え、体制交代を決断したイラン代表。イングランド、ウェールズ、アメリカと戦う本大会で“チーム・メッリ(イラン代表の愛称/国民のチームの意)”は、どこまで躍進出来るか。