シント=トロイデンVV(STVV)所属のDF橋岡大樹(23)が、チームメイトであるMF香川真司(33)やFW岡崎慎司(36)、FW林大地(25)、GKシュミット・ダニエル(30)のFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表メンバー入りの可能性について語った。8日、ベルギー紙『Het Belang van Limburg』が伝えている。

 STVVには現在、橋岡大樹を含めて日本人5選手が在籍。林大地が今季すでに2ゴールをあげるなど、全員が主力選手としてコンスタントに先発出場している。

 一方、カタールW杯アジア最終予選ではシュミット・ダニエルが10試合中4試合でベンチ入りしたものの出番なし。林大地も最終節・ベトナム戦でベンチ入りしたのみであり、橋岡大樹や香川真司、岡崎慎司は一度も招集されていない。

 そして今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022では、シュミット・ダニエルが4試合中2試合に出場。他4選手は招集されなかった。

 その中、橋岡大樹は『Het Belang van Limburg』のインタビューで「シュミット・ダニエルは日本代表でポジションをつかんでいますし、間違いなくメンバーに入るでしょうね」

 「林大地にもチャンスはありますし、香川真司や岡崎慎司もそうです。僕たちがやるべきことはただひとつ、所属クラブで良いパフォーマンスを発揮することです」とコメント。バックアッパーとしての地位を確立しているシュミット・ダニエルのW杯メンバー入りを予想している。

 また自身のW杯に対する思いを聞かれると「ワールドカップのメンバーに入りたいですね。そのためには、毎試合プレーしなければならない。クラブで結果を残せば、誰でも代表に選ばれる可能性はありますよ」

 「森保一監督からの連絡はまだないですね。ただ毎試合、自分のベストを尽くすだけですよ。今月に代表戦がありますし、その時に日本代表に呼ばれたらいいなと思っています」と、STVVでの試合に集中する姿勢を見せている。

 なお橋岡大樹は浦和レッズ在籍時の2019年12月に、EAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)で日本代表初選出。昨年1月に浦和レッズからSTVVへ移籍すると、海外挑戦1年目から右サイドバックでレギュラーに定着している。