SDウエスカ所属の日本代表MF橋本拳人(29)は今年7月、日本代表の一員としてEAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)決勝大会でプレー。しかし今月下旬にドイツで行われるキリンチャレンジカップ2試合の日本代表メンバーには選出されなかった。その中、スペイン国内では同選手のFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表落選がほぼ確実との意見が上がっている。

 橋本拳人は2019年3月の国際親善試合・ボリビア戦で日本代表デビュー。カタールW杯アジア2次予選でもプレーしていたが、最終予選では一度も招集されなかった。またE-1選手権・決勝大会では中国戦のみ先発出場したがアピール成功とはならず、チームも0-0の引き分けに終わっていた。

 そんな橋本拳人は7月18日にヴィッセル神戸を退団。FIFA(国際サッカー連盟)による特例措置のもとSDウエスカへ移籍すると、スペイン2部リーグ開幕から2試合で途中出場。先月26日の第3節・アルバセテ以降は全試合でスタメン出場とレギュラー定着へ前進しているが、日本代表選出とはならなかった。

 スペイン紙『ヘラルド』は15日、同選手について「ハシモトは今月、日本代表に招集されなかった。今回の選考では30名が招集されているが、そのうち何名かはカタールW杯に出場できない。(カタールW杯では)26名に絞られるため、ハシモトの選択肢は非常に限られているように見える」

 「カタールW杯への扉を決定的に閉ざすような状況なので、ウエスカはカタールW杯開催期間中に彼を失うことはないと考えている」と言及。ドイツ開催であるアメリカ戦、エクアドル戦の日本代表落選により、カタールW杯出場の可能性がほぼ無くなったとの見解を示した。

 なお日本代表の中盤センターでは、フォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧(23)やスポルティングCP所属MF守田英正(27)、VfBシュツットガルト所属MF遠藤航(29)がレギュラーを張っており、レガネス所属MF柴崎岳(30)らが出場機会を伺う構図となっている。