今シーズン、フライブルクで目覚ましい活躍を見せている日本代表MF堂安律だが、15日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第2節のオリンピアコス戦(〇 3-0)で負傷した可能性がある模様だ。16日に、ドイツの日刊紙『FAZ』が報じている。
今年7月にPSVからフライブルクへと完全移籍した堂安は、今シーズンここまで公式戦9試合に出場して4ゴールをマーク。攻撃陣の中心として存在感を示している。なお、フライブルクはブンデスリーガで6試合を終えて4勝1分1敗の2位。ELでも開幕2連勝を飾っている。
15日のEL・オリンピアコス戦に中盤右サイドで先発出場した堂安は、後半に相手のスライディングタックルを受けて右足指付近を負傷。69分にベンチへと下がっていた。『FAZ』によると、フライブルクのクリスティアン・シュトライヒ監督は試合後に堂安の負傷を心配するコメントを残した。
「堂安は病院に行かなければならない。マーカーは彼を徹底して押さえ込んだし、“やり過ぎ”だった側面もある」
「(足の状態を)明らかにする必要があるね」
日本サッカー協会(JFA)は15日、9月にドイツで行うキリンチャレンジカップ2022に臨む日本代表メンバーを発表している。FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)、FW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)、DF板倉滉(ボルシアMG/ドイツ)らが負傷により招集外となっているなかで、メンバー入りしていた堂安の状態も危惧されることに。負傷度合いによっては、今回の代表活動を回避する可能性もあるだけに、堂安の負傷内容の詳細な発表が待たれる。