パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが樹立したチャンピオンズリーグ(CL)記録が話題になっている。

■2つの記録を同時に更新

 メッシは9月14日に行われたCLのグループH第2節マッカビ・ハイファ戦に先発出場した。

 PSGは24分に先制点を献上してしまったものの、37分にメッシの同点ゴールでスコアを振り出しに戻した。1-1で迎えた後半、69分にキリアン・ムバッペ、88分にネイマールがそれぞれ得点を挙げ、最終的には3-1で逆転勝利を収めている。

 この試合で同点弾を決めたメッシはCL記録を更新。バルセロナ所属時の2005年に決めた大会初ゴールから18シーズン連続での得点となり、史上初の快挙達成となった。

 また、同時にもう1つの新記録を樹立している。このマッカビ・ハイファ戦での得点は、メッシにとって異なる39クラブ目からのゴールとなり、CL史上最多を更新。マンチェスター・ユナイテッドのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとは38クラブで並んでいたが、このたび単独で首位に立つこととなった。

■「対メッシ」の失点内訳は?

 異なる39クラブからの得点という大会記録を受けて、CL公式ツイッターはその内訳を紹介。同大会でメッシが対戦してきた44クラブの名前とロゴ、そして、それぞれのクラブから何得点奪ってきたのかを図で表している。

 メッシの「お得意様」となっているのはアーセナル。44クラブ中最多となる9失点を喫している。その次に多くゴールを決められているのはACミランとセルティック(8失点)。次点でレバークーゼンとマンチェスター・シティ(7失点)が並んでいる。

 一方、メッシを完封してきたクラブは5つ。ルビン・カザン、インテル、アトレティコ・マドリード、ベンフィカ、そしてウディネーゼだ。このうちベンフィカは、今季のCLでPSGと同組に入っている。果たしてベンフィカはメッシの“40番目”の餌食になるのか、それとも再び完封するのだろうか。