18日、スコティッシュ・プレミアシップ第8節のセント・ミレンvsセルティックの一戦が行われ、2-0でセント・ミレンが勝利した。

2週間ぶりのリーグ戦となったこの試合、セルティックは、日本代表に招集されたFW古橋亨梧は先発、MF旗手怜央はベンチスタート。招集外となったFW前田大然は先発出場を果たした。

立ち上がりから攻め込むセルティックだが、攻撃の精度を欠いてしまい、決定的なチャンスは作れない。

セルティックは、ボックス付近までボールを運ぶことはできるものの、セント・ミレンの堅い守備の前に良い形でシュートまで持ち込めない。

なかなか攻めあぐねていると、先にネットを揺らしたのはセント・ミレンだった。43分、右サイドからのライアン・ストレインのクロスに対し、ファーサイドに走り込んだマーク・オハラが完全にフリーで豪快ヘッド。GKジョー・ハートの手を弾いたシュートが決まり、セント・ミレンが先制する。

1点ビハインドで前半を終えたセルティック。攻撃が上手く機能していないこともあり、アンジェ・ポステコグルー監督は、ハーフタイムに前田とアーロン・ムーイを下げて、ジョタと旗手を投入し修正を図る。

しかしまたしてもネットを揺らしたのセント・ミレン。53分、右サイドからのロングスローから、ボックス内でクリアできないでいると、最後はカーティス・メインのヘッドを、最後はジョナ・アユンガがヘッドで押し込み、セント・ミレンがリードを広げる。

2失点を喫したセルティックは、57分にリエル・アバダとデイビッド・ターンブルを下げて、セアド・ハクシャバノビッチとギオルコス・ギアクマキスを投入する。

しかし、後半に入ってもセント・ミレンの守備を崩すことができず。攻めあぐね続けたセルティックだったが、ゴールが遠くタイムアップ。2-0でセント・ミレンが勝利した。

セルティックは今季のリーグ戦での連勝が6でストップし初黒星。最も低調な試合に終始した。

セント・ミレン 2-0 セルティック
【セント・ミレン】
マーク・オハラ(前43)
ジョナ・アユン(後8)