ブンデスリーガ2部のアルミニア・ビーレフェルトに所属するFW奥川雅也が今季公式戦4ゴール目を記録した。
■貴重な追加点
ブンデスリーガ2部第9節、ビーレフェルト対ホルシュタイン・キールが9月17日に行われ、ホームのビーレフェルトが4−2の勝利を収めた。ビーレフェルトでは奥川がスタメン出場。2018年〜2019年まで在籍していた古巣との対決となっている。
先制したのはビーレフェルト。開始わずか20秒で、ロビン・ハックがこぼれ球を押し込んで先制に成功する。続く36分にはヤンニ・ルカ・セッラが右からのクロスを頭で合わせて追加点を決める。前半は2−0で折り返すと、奥川が後半開始早々に貴重な3点目を奪う。
浮き球のパスに反応したブリアン・ラズミがペナルティエリア右を抜け出すと、中央へグラウンダーのパスを供給。これに反応した奥川がダイレクトで冷静にゴール左へ流し込んだ。これで奥川は今季公式戦4ゴール目。このゴールにツイッター上では「ドイツなんだから日本代表に呼んでくれ」や「奥川選手もタイミングとかが良ければ、一部で活躍できるレベル」などの声があがっている。
■今季も好調
奥川のゴールでリードを3点に広げたビーレフェルトだったが、その後2失点。それでも終盤に4点目を奪ったビーレフェルトが4−2の勝利を収めた。勝利したビーレフェルトは3試合ぶりの勝利。14位に浮上となった。
昨季は1部で戦っていたビーレフェルトで奥川はリーグ戦33試合8得点1アシストを記録するも、チームは2部に降格となってしまった。今季の奥川も好調で、今季リーグ戦9試合に出場3得点2アシストとなっている。果たして、奥川はどこまでゴール数を伸ばすことができるのだろうか。