【プレミアリーグ】ブレントフォード0-3アーセナル(日本時間9月18日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)
ガーナ代表MFトーマスが圧巻のプレーを見せた。3人のディフェンスに囲まれながらもボールを失わず、最後はファールで止められる。身を投げ捨ててでもボールを失わないその強靭なフィジカルと圧巻のテクニックに視聴者も驚愕した。
敵地での試合に臨んだアーセナルは立ち上がりから主導権を握り、17分にフランス代表DFサリバ、28分にエースであるブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスの2人がゴールを決め、2-0とリードして試合を折り返した。
後半も攻撃の手を緩めないアーセナルは、早々にスコアを動かす。49分に、この試合で不在だったノルウェー代表MFウーデゴールに変わって先発出場したヴィエイラが、プレミア初ゴールを決めて、リードを3点に広げた。
前半から、中盤の位置でボールを引き出して、攻撃の起点になっていたのはトーマスだった。後半には、ブレントフォードがトーマス対策として数人で囲むディフェンスを実施。そのなかでトーマスの強さと上手さを象徴するシーンがあった。
55分、センターライン付近でトーマスがボールを受けると、すかさずブレントフォードは3人で囲みにいってボールを奪おうとした。しかし、それをわかっていたかのように、空いているわずかなスペースへとボールを運び、3人をかわしにかかる。最後はファールで止められるも、トーマスのフィジカルとテクニックが合わさったプレーだった。
3人に囲まれても簡単にボールを失わないこのプレーに対し、視聴者は「トーマスに3人がかりで」「トーマスまじ上手い」「脳筋な見た目で繊細なタッチするパーティすこだ...w」とフィジカルの強さと巧みなボールタッチに驚愕していた。
さらに解説・戸田和幸氏も「ブレントフォードはここで取れていれば、3人で囲んでいるのですごいチャンスなんですが、ここで取れない、取らせない。トーマスが前半からうまく立ち振る舞っていますね」とトーマスのプレーを称賛した。
試合は、アウェイのアーセナルがヴィエイラのプレミア初ゴールを含む3ゴールを奪って3-0で勝利し、強さを見せつけた。試合終盤には日本代表・冨安健洋も途中出場したアーセナルは、前節の敗戦から切り替えて勝ち点3を獲得した。(ABEMA/プレミアリーグ)