サッカー日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会前の国際親善試合にむけて、今月21日からドイツ・デュッセルドルフで全体トレーニングを開始している。そんな日本代表の一員であるシャルケ所属DF吉田麻也(34)とフォルトゥナ・デュッセルドルフ所属MF田中碧(23)のやり取りが話題を呼んでいる。

 日本代表は今月の代表ウィークでアメリカ代表やエクアドル代表と激突。今回の代表活動には30選手が招集されているが、カタールW杯での登録メンバー数の上限が「26」であるだけに、W杯出場枠をかけての競争がより一層激しくなっている。

 日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネル「JFA TV」では「Team Cam」と題して、合宿地へ移動する日本代表選手に密着。ほぼ同時刻に宿舎に到着する吉田麻也と田中碧の姿が捉えられている。

 吉田麻也は田中碧の姿を見て「おっ、早いね」と声をかけると、田中碧は「いやいや、5分」と笑みを浮かべながら返事。吉田麻也も「40分」と宿舎到着までに要した時間を明かす。

 そして吉田麻也は「またパーマかけたね」とツッコミを入れると、田中碧は「いやいや、かけてない。ちょっと落ちてきただけです」と言葉を返す。さらに吉田麻也が「デュッセルドルフの床屋に行くと、必ず会うから」と言うと、田中碧は「逆も然りですよ。俺が通ったら麻也くんいるから」と切り返している。

 この両選手の会話には、YouTubeの視聴者から「田中碧は拠点の街やし、吉田麻也は隣町だから移動楽そう」、「5分って(笑)」、「35分差かよ」、「田中碧いじられキャラか」といったコメントが寄せられている。

 なおアメリカ戦とエクアドル戦は、いずれも田中碧所属フォルトゥナ・デュッセルドルフのホームスタジアムで開催される。また吉田麻也所属シャルケのトレーニング施設からデュッセルドルフまでは40kmしか離れていない。