ロサンゼルスFCに所属するウェールズ代表FWギャレス・ベイルは、ワールドカップを控えるなか、自身のコンディションについてコメントした。21日、イギリスメディア『BBC』が報じている。
9年間在籍したレアル・マドリードを退団し、今夏メジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへと加入したベイル。スペインの名門では負傷に悩まされた上、ファンやメディアから批判されることも多かった33歳だが、現在はアメリカの地で心地良い生活を送っているようだ。代表チームに合流したウェールズの主将は、現在の心境についてこのように語っている
「良い気分だね。あっちではファンが本当に支えとなってくれるんだ」
「彼らは同時にとても我慢強いんだよ。これは良いことだね。僕はプレーを楽しめているし、雰囲気も素晴らしい。彼らはみなチームをサポートしてくれるんだ」
「僕からこれ以上のことは求められないよ。彼らはまさに家にいるように感じさせてくれる。MLSの雰囲気は素晴らしいし、ウェールズ代表でプレーする時の自信にもなるんじゃないかな」
ベイルはロサンゼルスFCに加入後、ここまで公式戦11試合に出場しているものの、先発出場はわずかに2試合で、そのいずれも60分前後でベンチへ下がっている。コンディション面を不安視する声もあるもの、ベイル本人はW杯本大会を良い状態で迎えられると感じているようだ。
「僕はより強く、より良い状態になっている。これから僕らにはMLSでの大事な試合があるが、それが終わればW杯に意識を向けることができる。僕がなれる最高のコンディションになるはずだよ」
「すべてのフットボーラーはできる限りプレーしたいと思っている。だが僕らは頭を使って、シーズン最後の重要な戦いのためにコンディションを作っているんだ」
「それがW杯を素晴らしい状態で迎えることにも繋がるんじゃないかな」
ウェールズ代表は11月21日、W杯グループステージ第1節でアメリカ代表と対戦する。