ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』（ABEMAで配信中）において、三笘薫が、ワールドカップへかける想いを激白。勝てば出場決定、負ければ代表が窮地に立たされる最終予選オーストラリア戦では2ゴールを挙げ日本を7大会連続出場に導いたシンデレラボーイの実力を元日本代表・中村憲剛氏が分析した。

【映像】1人でドリブルで仕掛けてゴールまで行ける選手

引退前の1年間を川崎フロンターレのチームメイトとしてともに戦い、三笘のドリブル突破力に目を見張ったという元日本代表の中村憲剛氏。「まず一人で完結できる能力を持っていて、ドリブルで仕掛けたらゴールまで行けてしまう。（チームメイトとして）非常に楽でしたね。放っておくと一人で行く選手（笑）」と当時を振り返った。

サッカー好きを公言するTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのメンバーRIKUも「ライン際や中に切り込んでいくさまが印象的な選手。何をされようが気持ちが折れない根性を持った選手という印象があります。アシストやゴールを決めた人が称賛されることが多いのですが、（三笘選手は）なぜできたのかという（ゴールまでの）プロセスも作れる人」と絶賛する。

カタールの大一番に向けて、中村氏は「おそらく右の伊東純也と左の（三笘）薫のところはかなり分析され対策されると思う。だけど、それを彼が越えて日本の得点チャンスを作ってほしい。あとは、薫の周りの選手ですね。彼を含めた周りの機能性をチームとして高めていけば、必ずチャンスを作ってくれる」と期待を寄せた。


photo：高橋学 Manabu Takahashi