サッカー日本代表は23日、キリンカップサッカー2022でアメリカ代表と対戦。FIFAワールドカップ・南アフリカ大会とブラジル大会出場経験を持つ大久保嘉人氏や、ドイツW杯の日本代表メンバーである坪井慶介氏が今の日本代表に足りない要素を指摘した。
日本代表は前半25分に鮮やかなパスワークからアイントラハト・フランクフルト所属MF鎌田大地のゴールで先制すると、その後にはペナルティエリア手前でフリーキックを獲得。レアル・ソシエダ所属MF久保建英がキッカーを務めたが、シュートは相手ゴールキーパーに難なくキャッチされた。
するとTV中継で解説を務めていた大久保嘉人氏は、フリーキック直後に「セットプレーは大事」と主張。「本大会でもかなりの重要性を占める」とコメントを残している。
また坪井慶介氏も大久保嘉人氏の見解に賛同した上で「一本のセットプレーからゴールが決まると、ガラッと流れが変わる」と語っている。
過去の日本代表には、MF中村俊輔やMF本田圭佑、MF遠藤保仁などフリーキックの名手が存在した。しかしカタールW杯アジア最終予選ではセットプレーからの得点がほとんどなく、複数の日本代表OBから同様の指摘が飛んでいた。