サッカーアメリカ代表は23日、キリンカップサッカー2022で日本代表相手に0-2で敗北。FIFAワールドカップ・カタール大会を2カ月後に控える中、グレッグ・バーホルター監督解任を求める声が沸き起こっているようだ。米メディア『brobible』が報じている。
アメリカ代表はこの一戦でユベントス所属MFウェストン・マケニーやミラン所属DFセルジーノ・デストらが先発出場。ただ一方で背番号「10」を着用するチェルシー所属FWクリスティアン・プリシッチは、試合前に打撲を負って急きょメンバー外になった。
そのアメリカ代表は前半から攻め込まれると、前半25分にショートカウンターからアイントラハト・フランクフルトMF鎌田大地に先制ゴールを献上。後半に入っても局面打開とはならず、88分にブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫にゴールネットを揺らされて万事休す。枠内シュート0本に終わるなど、W杯本大会にむけて課題を抱えている。
『brobible』は試合後に「カタールW杯開幕まで2ヶ月しかない中、日本戦で見せたアメリカ代表の惨状にサッカーファンはパニック状態」という見出しをうち、「サッカーファンはグレッグ・バーホルター監督の解任を求めている」と報道。
「グレッグはクラブの監督としてタイトルを獲得したことがない。彼の代表メンバー選考や、丸い穴に四角い釘をはめ込むような戦術への執着により、度々サポーターから非難されている」
「カタールW杯を2カ月後に控える中、ファンは同じ問題を見るのにうんざりしているが、以前からグレッグの問題点を見抜いていた」と綴り、同監督に厳しい視線を送っている。
なおアメリカ代表は今月27日にサウジアラビア代表と対戦するほか、カタールW杯グループリーグでウェールズ代表、イングランド代表、イラン代表と激突する。