UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグA・グループ2第5節が24日に行われ、約2カ月後に迫った『FIFAワールドカップカタール2022』で日本と同組になったスペイン代表がホームでスイス代表と対戦した。

 4試合を消化して2勝2分け(勝ち点8)で首位に立つスペインに対して、スイスは1勝3敗(勝ち点3)の4位。勝ち点は離れているものの、お互いにファイナル4進出への望みを残したまま今節を迎えた。首位のスペインは最終節をポルトガルと戦うため、是が非でも勝ち点を伸ばした上で敵地での決戦に備えたいところ。そのスペインは、中盤にセルヒオ・ブスケツ、ガビ、ペドリのバルセロナ勢を、前線にはフェラン・トーレス、マルコ・アセンシオ、パブロ・サラビアを並べた。

 試合は序盤からホームのスペインがボールを支配するものの、スイスの堅い守備苦戦。逆にカウンターからゴールを窺うスイスは21分、左サイドで得たCKから最後はゴール前でフリーとなったマヌエル・アカンジがヘッドでゴールネットを揺らし、先手を奪うことに成功する。先制を許したスペインはボールを保持するものの、守備ブロックの外側でボールを持たされる状況が続いたまま、試合を折り返すことになった。

 迎えた後半も展開は変わらなかったが55分、中盤に下がってボールを受け取ったアセンシオがマークを剥がして前を向くと、ドリブルでDFを引き付け、左サイドでフリーとなっていたジョルディ・アルバにボールを展開。アルバがボックス左でパスを受けると、ワントラップから左足でシュートを突き刺し、試合を振り出しに戻した。

 一気に勢いに乗りたいスペインだったが、スイスが58分に再び左CKを得ると、ニアサイドにフリーで走り込んだアカンジが左足でボールをすらし、最後はゴール前のブレール・エンボロが押し込んだ。スイスは63分にもカウンターから好機を演出。辛くも3失点目を免れたスペインは、前線の3選手に代えて、代表デビューとなるニコ・ウィリアムスとボルハ・イグレシアス、ジェレミ・ピノを投入した。

その後も70分にマルコス・ジョレンテ、87分にカルロス・ソレールと交代カードを切っていったスペインのルイス・エンリケ監督だったが、試合はそのまま終了。スイスが敵地で1-2で勝利し、ポルトガルに敗れたチェコを抜いて3位に浮上した。一方、痛すぎる敗戦を喫したスペインは首位陥落。ファイナル4進出には最終節のポルトガル戦で勝利が必須という状況になった。

【スコア】
スペイン代表 1-2 スイス代表

【得点者】
0-1 21分 マヌエル・アカンジ(スイス)
1-1 55分 ジョルディ・アルバ(スペイン)
1-2 58分 ブレール・エンボロ(スイス)

■グループ2第5節
スペイン代表 1-2 スイス代表
チェコ代表 0-4 ポルトガル代表

■グループ2順位表
1位 ポルトガル代表(勝ち点10)
2位 スペイン代表(勝ち点8)
3位 スイス代表(勝ち点6)
4位 チェコ代表(勝ち点4)

■グループ2第6節
▼9月28日
ポルトガル代表 vs スペイン代表
スイス代表 vs チェコ代表