セルティック所属の日本代表FW古橋享梧(27)は27日、キリンチャレンジカップ2022・エクアドル戦で先発出場したが、本来のパフォーマンスを発揮できずハーフタイムで途中交代。英メディア『フットボール・スコットランド』は、同選手がFIFAワールドカップ・カタール大会にむけてのアピールに失敗したと主張している。
古橋亨梧はカタールW杯アジア最終予選で先発出場の機会がほとんどなく、今年1月以降はハムストリングスの負傷により招集外に。今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でも4試合中1試合の先発出場にとどまると、今月23日のアメリカ戦では出番がなかった。
そんな中で迎えたエクアドル戦では、前線1トップのポジションでエクアドル戦にスタメン出場。しかし前半から防戦一方の展開となったこともあり、ボールに触る機会がほとんどなかった。
また前半40分には相手選手のパスミスにより、ペナルティエリア内でボール奪取。すぐに左足を振りぬいたがGKエルナン・ガリンデス(35)のセーブに遭い、先制点をあげることができなかった。
『フットボール・スコットランド』は「日本代表にとって残念な一日となり、古橋享梧はハーフタイムで交代した」と見出しをうち、「森保一監督はデュッセルドルフ開催のカタールW杯前哨戦で、主に2軍メンバーを起用した。しかし、サムライブルーでレギュラー奪取のチャンスをつかめない古橋亨梧にとっては、忘れられない午後のひとときとなった」
「彼は前半45分間納得のいくプレーができず、前半終了直前に訪れた絶好のチャンスをふいにしてしまった」と言及。日本代表でのレギュラー定着が厳しいと見解を示した。