セルティック所属のFW前田大然(24)は11日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節・RBライプツィヒ戦で先発出場したものの不発。セルティックが0-2で敗れてCLグループステージ敗退が決まったこともあり、現地メディアから厳しい評価を受けている。

 前田大然は先月23日のキリンチャレンジカップ2022・アメリカ戦で前半45分間プレー。27日のエクアドル戦をコンディション不良により欠場したが、セルティックへ再合流した後は全4試合でピッチに立っている。

 そんな前田大然は直近数試合で低調なパフォーマンスに終始。英紙『デイリーレコード』はRBライプツィヒ戦で同選手がベンチスタートになると予想していたが、FWジョタ(23)の負傷により先発出場。ただこの試合でも決定機を外すなど攻撃面での貢献度はほとんどなく、80分で途中交代となっていた。

 試合後、セルティックの専門サイト『ザ・セルティック・ウェイ』は前田大然に「6」(10段階評価で「10」が最高点)と及第点の評価を与えたものの「ここ最近不振に喘いでいたが、前田大然には大きな期待が寄せられていた」

 「しかしこの試合の最初のチャンスでは、60秒以内にヘディングシュートを放つことができず、失敗に終わった。またハーフボレーを放つ場面もあったが、シュートを枠内に収めることはできなかった。ことごとくチャンスを逃した」と指摘。RBライプツィヒ戦の敗因を同選手の決定力不足に求めている。

 なお『ザ・セルティック・ウェイ』は、前田大然と同じくRBライプツィヒ戦で先発出場した日本代表FW古橋享梧(27)やMF旗手怜央(24)にも「6」と及第点の評価を与えている。