『FIFAワールドカップカタール2022』の開幕を約2カ月後に控えた日本代表は27日、ドイツで行われた『キリンチャレンジカップ2022』でエクアドル代表と対戦し、0-0で引き分けた。試合後、中盤の左サイドで先発起用され、66分までプレーした日本代表MF三笘薫(ブライトン/イングランド)が自身のプレーを振り返った。

 アメリカ代表戦で途中出場からゴールを挙げるなど、代表デビューから8戦5得点と結果を残し、先発出場の機会を手にしたものの、三苫は「守備から入るところと攻撃の持ち味を出すこと。いつもと変わらないですね」と冷静に振り返り、特別に意識したことはなかったと主張。プレスが機能しなかったことについては、「自分たちのミスから守備で後手になることが多かったので、そこは改善しないといけない」と分析した。

 自身のパフォーマンスに関しては「低い位置からのドリブルが多かったので、もっと高い位置でチーム全員で押し込んで、もっと何回も攻撃できる形を作らないと厳しいと思います」と述べ、手応えに関しては「全然ないですし、今日の試合は結果を出すことが求められていた中で、結果を残せなかったことは悔しいですけど、それが実力かなと思います」とコメント。メンバー発表に向けては「委ねるしかない。できることは、コンディションを上げることとケガをしないことだけなので、ここからは自分にフォーカスしてやれることをやっていきたい」と、新監督の下で始まる所属クラブでのポジション争いに目を向けた。