■9月27日/キリンチャレンジカップ2022 日本対エクアドル(デュッセルドルフ・アレーナ)
日本代表は、ドイツ・デュッセルドルフでエクアドル代表と対戦。ワールドカップメンバー発表前最後の国際Aマッチに挑んでいる。
田中碧が所属するフォルトナ・デュッセルドルフの本拠地スタジアムで行われたこの試合は、9月23日に行われたアメリカ代表との一戦では見られなかったスプリンクラーの誤作動がキックオフ直前から多発していた。
試合が始まる直前、南野拓実がボールをセットして笛を待っていると、センターラインの真ん中付近にあるスプリンクラーが誤作動。南野はベンチの方を向いて、苦笑いを浮かべていた。すぐに水の噴射は終わったが、南野は足元を気にしている仕草も見せていた。
その誤作動はなんと、試合中にも発生する。これにはツイッター上で「選手からしたらめっちゃ大変なんだろうけど試合中にスプリンクラー出てくるの面白すぎる」や「スプリンクラー作動しすぎでしょw」などの声があがっている。
また、TBSのTV中継で解説を務めた戸田和幸氏は、「スプリンクラーからすると芝生には水が必要だったという判断なんでしょう」とコメント。これに対してはSNS上で「戸田さんおもしろすぎる」と大いに沸いていた。
■試合はスコアレス
日本は前半からエクアドルの守備に苦戦し、なかなかゴール前まで運ぶことができない展開が続いていた。三笘の左からのクロスに南野が頭で合わせる決定機もあったものの、ボールはゴール右に外れた。古橋も40分に決定機を迎えるも、シュートは相手GKに防がれてしまった。
試合は終盤のPK危機をシュミット・ダニエルがストップするなどスコアレスで終了。
FIFAランキング44位と、日本と比べると下の順位にいるが、ブラジル代表やアルゼンチン代表と争う南米予選を突破してきたエクアドル代表とドロ−。23日のアメリカ戦に勝利した日本代表は、ドイツ遠征を1勝1分で終え、最終的なメンバー選考に入ることになる。