アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2試合連続の2ゴールを決めてチームの2連勝に大貢献した。

■2戦連続2ゴール

 国際親善試合、アルゼンチン代表対ジャイマイカ代表がが9月27日に行われた。ホームのアルゼンチンが3−0の勝利を収めている。

 アルゼンチンではラウタロ・マルティネスやアンヘル・ディ・マリア、フリアン・アルバレスやジオヴァニ・ロ・チェルソ、ニコラス・オタメンディなどスタメンに名を連ねた。メッシはベンチスタートとなり、56分にマルティネスとの交代で途中出場を果たしている。

 試合が動いたのは前半13分。左サイドを抜け出したマルティネスのマイナスのパスをアルバレスがダイレクトシュートを決めて、アルゼンチンが先制に成功する。前半はアルゼンチンの1点リードで折り返すが、しばらくスコアが動かない状態が続く。

 そして86分、メッシが縦パスを送るが、それを相手がカット。しかしボールはメッシのもとへこぼれ、ペナルティアーク付近で左足を振り抜く。グラウンダーのボールはゴール右に吸い込まれていった。強烈なシュートが突き刺さり、メッシが2試合連続のゴールを記録した。

 さらに89分、ファウルで獲得したFKをメッシ自らが決めて追加点。これでメッシは2試合連続の2ゴール、4試合連続ゴール中となった。メッシの2ゴールに、SNS上では「背番号10はフットボールの神だ」や「メッシは最高の中の最高」などの声があがっている。

■本大会へ順調

 アルゼンチンはこれで4連勝。さらに4試合連続の無失点と絶好調だ。アルゼンチン史上最高記録となる35試合無敗中。攻守ともに好調で攻撃陣も14得点中と爆発的な攻撃力を誇っている。

 35歳のメッシは年齢的にもカタール大会が最後のワールドカップとなるだろう。アルゼンチンはこの調子を維持したいところ。果たして2014年ブラジル大会以来の決勝進出を果たし、3回目の優勝を決めることができるだろうか。