日本代表は9月27日、ドイツのデュッセルドルフ・アレーナで行なわれたキリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦。2-0で勝利した4日前のアメリカ戦とは先発11人を総入れ替えして臨み、スコアレスドローに終わった。

 カタール・ワールドカップの南米予選を4位で突破した難敵との一戦で、押し込まれる時間帯が少なくなかったものの、守護神のシュミット・ダニエルが好守を連発。83分に献上したPKの大ピンチも見事にセーブし、敗戦の危機を救っている。

 アメリカ戦では4-2-3-1の左サイドハーフで先発し、この一戦では出番のなかった久保建英は試合後、スペイン語で海外メディアのインタビューに対応。エクアドルのメディア『STUDIO FUTBOL』がそのコメントを伝えている。

「球際で戦い、チームとしてよく組織化されたとても手強い相手だった。個々の選手がすごく強かった」

【動画】エクアドル戦後に流暢なスペイン語で海外メディアのインタビューに対応する久保
 そうエクアドルの印象を語ったレフティは、カタールW杯で対戦するドイツとスペインの比較については、「同じようには見えないよ。エクアドルよりはドイツとスペインはよりもスピードがあるけど、その2チームは多くのポゼッションをするからね」とコメント。こう続けている。

「この試合で世界レベルを感じられた。 エクアドルはとてもいいプレーをしているね。(W杯で)上位まで勝ち進めると思うよ」

 そして、自身のワールカップのメンバー入りについては、「個人的には大丈夫。この試合はプレーしなかったけど、別の試合(アメリカ戦)ではスタメンだった。僕の枠はあると思うよ」

 アメリカ戦では、主戦場ではない左サイドで持ち味を発揮した久保。今夏に移籍したレアル・ソシエダで好調なこともあってか、自信を深めているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部