エクアドル戦で途中出場

エクアドル代表との熱戦の末、スコアレスドローに終わった日本代表。前半は攻撃に停滞感も見られたが、後半から上田綺世の投入によって、日本の攻撃は向上していった。

日本は今試合でトップ下に南野拓実、最前線に古橋亨梧を起用するものの、落ちてボールを受けたい南野と相手の裏のスペースに飛び出すスピードが特長の古橋が噛み合わず。決定機は高い位置で奪って放ったシュートのみと厳しい展開が続いていた。

そんな中で66分から3枚替えを決行し、最前線には上田が投入された。上田が前線からボールを収めて起点となると、日本はそれを突破口に攻撃を展開。相馬勇紀ら2列目の選手たちも絡んでいき、上田の投入から攻撃が改善されたと言っても過言ではないだろう。

しかしゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスドローで試合は終了。一定の効果は見られたものの結果につなげることはできなかった。今季前半戦はJ1で得点を量産し、そのゴールセンスを遺憾なく発揮した上田だが、まだ日本代表でのゴールはない。本大会でのメンバーへいいアピールとなったエクアドル戦から、ワールドカップでの代表初ゴールはあるのだろうか。