日本代表MF久保建英がレアル・ソシエダに合流した。代表からクラブに戻るも、チームメイトから手洗い祝福を受けている。

■代表から合流

 久保はカタールワールドカップのメンバー発表前の最後の代表戦に招集され、9月23日に行われたアメリカ代表との一戦に左サイドで先発出場。ゴールこそなかったものの、最前線の前田大然、2列目の鎌田大地、伊東純也と攻撃面での連携を見せて日本の2−0勝利に貢献した。

 日本代表合宿が行われたドイツ・デュッセルドルフからスペインに戻ってソシエダへ合流すると、クラブの日本語公式ツイッターがそのトレーニング映像を公開した。そこには代表から合流した久保の姿も映し出されており、トレーニングの冒頭で代表から帰還した久保などに対して花道を作り、頭を叩く恒例の手洗い洗礼を行った。

 また、精力的に汗を流す久保の姿も収められている他、イマノル・アルグアシル監督と笑顔でハイタッチする姿もある。このソシエダの投稿には「過密日程ですが、リーグ戦やELの躍進に向けて頑張ってください」や「監督とハイタッチするシーン、すごく雰囲気の良さを感じます」などのコメントがあがっている。

■ジローナとの一戦

 現在ラ・リーガで8位のソシエダは日本時間10月3日にジローナと対戦する予定だ。UEFAヨーロッパリーグ(EL)もあって過密日程を迎えるが、さらに順位を上げたいところ。

 久保はソシエダでここまで公式戦全試合に出場1ゴール2アシストを記録。スタメン落ちしたのはわずか2試合のみと、チームに馴染んでいる。好調さをキープしているだけに、開幕戦のカディス戦以来のリーグ戦でのゴールに期待がかかる。