【プレミアリーグ】クリスタルパレス1-2チェルシー(日本時間10月1日/セルハースト・パーク)

22歳の若きイングランド代表MFが、古巣との対戦で強烈な輝きを放った。同点で迎えた試合終盤。右足から放たれた思い切りの良い強烈なシュートが、完璧なコースへと飛び、ゴールネットを揺らす。あまりの美しい弾道のシュートに視聴者も「ゴラッソ!!」と大興奮となった。

【映像】光り輝く22歳が決めた超絶ミドル

昨日の友は今日の敵──。フットボールの世界では日常茶飯事の出来事だ。クリスタルパレスvsチェルシーでもそんな一幕があった。

今夏の移籍市場でクリスタルパレスからレンタルバックしたギャラガー。1-1で迎えた76分、セルハースト・パークのピッチに登場した。中盤に入ると、うまくボールを引き出しながら、チェルシーの攻撃にリズムを与える。

すると後半アディショナルタイムに差し掛かろうとする90分、左サイドから途中出場のアメリカ代表MFプリシッチが、カットインから中央にパス。相手のU-20イングランド代表MFファーガソンと接触しながらも、バランスを保ったギャラガーが右足を一閃。ボールはゴールの右隅に吸い込まれた。

ビューティフルゴールを決めたギャラガーだったが、古巣に気を遣ってかゴールセレブレーションは実施しないイケメンぶり。対照的にスタンドのチェルシーサポーターは、劇的な逆転ゴールにお祭り状態に。一方で、クリスタルパレスのヴィエラ監督は「やられたな」と呆れ顔が映し出された。

解説を務めた大宮アルディージャのGK南雄太は「少し擦るような感じで、上から落としている。GKとしては処理が難しいゴール。これが個の力ですね」と解説。ABEMAのコメント欄でも「えぐい」「ゴラッソ!!」「うまー!」と言った言葉が並んだ。

試合はこのゴールが決勝点となり、ポッター新監督体制となったチェルシーが白星を飾った。

(ABEMA/プレミアリーグ)