日本代表FW古橋享梧(27)やFW前田大然(24)、MF旗手怜央(24)らを擁するセルティックは4日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節でRBライプツィヒと対戦する。この一戦を前に、RBライプツィヒのマルコ・ローゼ監督がASモナコ所属FW南野拓実(27)の名前を出して、日本人選手の印象について語った。英紙『ナショナル』が伝えている。

 セルティックは昨年7月にヴィッセル神戸から古橋享梧を獲得すると、昨年末には前田大然、旗手怜央、MF井手口陽介(26)と日本人3選手を一挙獲得。昨季は日本人選手の活躍もあり、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)で優勝し、今季のCLグループステージ出場権を獲得していた。

 そのセルティックはCLグループステージ初戦でレアル・マドリードに敗れたものの、第2節・シャフタール・ドネツク戦では旗手怜央の活躍もあり1-1と引き分け。スコティッシュ・プレミアシップではここまで7勝1敗と好調を維持している。

 そんな中、マルコ・ローゼ監督はセルティックの前日記者会見に出席。セルティックの印象を聞かれると「日本からやって来た選手が3人ほどいるが、彼らのプレーは見ていて楽しい。セルティックはとてもアクティブなチームであるので、我々はしっかりと守備をしなければならない」と語っている。

 そんなローゼ監督は、かつてオーストリア1部レッドブル・ザルツブルクで南野拓実を指導。同選手は2020年1月にザルツブルクからリバプールへ完全移籍しており、今季からASモナコでプレーしている。

 会見で日本人選手の印象を聞かれた指揮官は「私は過去に(レッドブル・ザルツブルクで)南野拓実を指導していた。彼は日本人選手の持つ素晴らしいメンタリティを象徴している。実際、日本人選手のプレーもうまい」と評価。

 セルティック戦で警戒すべき選手に旗手怜央の名前を挙げたほか、「古橋享梧はゴール前でとても危険な存在」と語っている。