ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属の日本代表MF三笘薫(25)は1日、プレミアリーグ第9節・リバプール戦で躍動。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)とのマッチアップを制したことが話題となっている。そんな中、イギリス・ブライトンアンドホープの地元紙『アーガス』が同選手への評価を掲載している。
三笘薫はリバプール戦で後半20分からピッチに立つと、7分後にアーノルドやエジプト代表FWモハメド・サラー(30)を相手にドリブル突破。ペナルティエリアに侵入してチャンスを演出している。
そして2-3で迎えた後半38分には左サイドからのクロスにより、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサール(27)の同点ゴールを演出。この三笘薫の活躍もあり、ブライトンはリバプール相手に勝ち点1を獲得している。
『アーガス』はブライトンサポーターによるリバプール戦の総評を紹介。「三笘薫が途中出場してから試合の流れは変わった。彼は特別な存在だ」、「ロベルト・デ・ゼルビ監督の交代策はとても良かった。三笘薫の投入によって(試合展開で)再び優位に立つことができた」といったコメントが寄せられるなど、同選手はスーパーサブとしての評価を高めている。
ただ一方で三笘薫は今季ここまでプレミアリーグで先発出場の機会がなく、『アーガス』でも同選手の先発起用を求めるサポーターのコメントは紹介されていない。
ブライトンは先月、グレアム・ポッターからロベルト・デ・ゼルビへの監督交代を実施。三笘薫はデ・ゼルビ監督の初陣でアピールに成功しているだけに、先発での出場機会増加も期待したいところだ。