サッカー日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、先月23日のキリンチャレンジカップ・アメリカ戦で2-0と勝利。グループリーグでスペイン代表やドイツ代表を相手に波乱を巻き起こすと、米メディアが予想している。
日本代表は今年6月、キリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でパラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表、チュニジア代表と対戦。先月にはドイツ開催のキリンチャレンジカップでアメリカ代表相手に2-0と勝利したほか、エクアドル戦では前半から防戦一方の展開となる中でも0-0で終了。2試合つづけて無失点に抑えていた。
そんな中、アメリカ大手放送局のスポーツサイト『CBSスポーツ』は6日に「FIFAワールドカップ・カタール大会のパワーランキング」と題して、先月までの強化試合の内容を踏まえた上で出場32か国を分析。カタールW杯優勝最有力候補にブラジル代表とアルゼンチン代表を挙げたほか、次点にスペイン代表、オランダ代表、フランス代表、ドイツ代表など8カ国を選出している。
そして日本代表については32か国中15位という評価を与えるとともに「アメリカ戦の勝利からすると、日本代表はドイツ代表とスペイン代表を苦しめるだろう」
「特にテクニック面やフィジカル面でクオリティを兼ね備えており、アメリカ戦では50-50のデュエルでほとんど勝利していた。森保一監督率いるチームは、スター選手こそ少ないが、弱点はほとんどないように見える」と評している。
なおアメリカ代表については「ほぼすべてのプレーにおいて、現代のサッカー界に取り残された時代遅れのチームのような印象を与えている」と酷評。
「日本代表相手に0-2で敗れた一戦は、いずれはサッカー大国となることを想定している代表チームとしては最もお粗末なパフォーマンスだった。サウジアラビア戦で前進の兆しがほとんど見られなかったのも気になるところだ」と先月行われた国際親善試合の内容に言及している。
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『CBS』によるカタールW杯出場国パワーランキング・トップ10
<優勝最有力候補>
1位 ブラジル代表
2位 アルゼンチン代表
<次点>
3位 スペイン代表
4位 オランダ代表
5位 フランス代表
6位 デンマーク代表
7位 ウルグアイ代表
8位 ドイツ代表
9位 イングランド代表
10位 クロアチア代表
※日本代表は15位、アメリカ代表は24位
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