アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋が地元メディアの高い評価を得ているようだ。
ヨーロッパリーグ(EL)・グループA第3節が6日に行われ、アーセナルとボデ・グリムトが対戦。23分にエディー・エンケティアのゴールで先制すると、27分にはロブ・ホールディングが、85分にはファビオ・ヴィエイラが追加点を挙げ、3-0で勝利を収めた。
プレミアリーグでは途中出場が続いている冨安だが、ELではチューリッヒ戦に続き先発で出場。この試合は右サイドバックでプレーし始めると、70分からは左サイドバックの位置でもプレーするなど、フル出場を果たし勝利に貢献した。
好パフォーマンスを見せた冨安についてイギリスメディア『フットボール・ロンドン』はチーム2位タイとなる「8」を付け、寸評では「見事に前進させた。仮にベン・ホワイトが基準から下げたところを見せれば、いつでも右サイドバックの位置を埋める準備ができていることを彼は証明した」と評価した。
また、イギリス紙『イブニング・スタンダード』も冨安をチーム2位タイとなる「7」と採点し、「好パフォーマンスを披露し、スタメンの座を取り戻そうとして見せた。守備が非常に堅実で、可能な限りオーバーラップもした。最後は左サイドバックで締めくくった」と称賛した。