日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長は7日、技術委員会後にメディアブリーフィングを行なった。
その中で反町技術委員長は、カタールワールドカップに臨むサッカー日本代表にトレーニングパートナーを「10人程度」帯同させる方向であることを明かした。
対象となる選手はU-19世代から選抜する。サッカーU-19日本代表が11月14日から欧州遠征を予定しており、その日程が終了しだい一部の選手がカタールに飛んでA代表に合流するという。
トレーニングパートナーとなったU-19世代の選手たちは、グループステージのドイツ代表戦、コスタリカ代表戦、スペイン代表戦を現地で生観戦予定。さらに試合翌日などで参加人数が限られる日本代表の練習に加わり、セットプレーやゲーム形式などのメニューをサポートすることも想定されている。
2018年のロシアワールドカップでもU-19日本代表がトレーニングパートナーとして活用された。当時はMF久保建英やDF伊藤洋輝、DF菅原由勢、GK谷晃生らがロシアでA代表選手たちとともに過ごし、貴重な経験を積んだ。彼らはその後、カタールワールドカップに出場する日本代表候補にまで成長している。
日本代表のカタールワールドカップ出場メンバーは11月1日に発表予定で、そこでは登録人数ぴったりの26人のみが明かされる。U-19世代からトレーニングパートナーとして帯同する選手は、11月1日よりも前に発表される見込みだ。
(取材・文:舩木渉)
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