リーグ・アン第10節が9日に行われ、日本代表FW南野拓実が所属するモナコは敵地でモンペリエと対戦した。南野はベンチスタートとなった。
前半はスピーディな攻防が繰り広げられ、前半終了間際にモナコが先制する。右からマゲネス・アクリウシェがクロスを送ると、ボールは相手DFに当たってボックス中央へ。これに反応したウィサム・ベン・イェデルは、近くにいたブリール・エンボロに預ける。エンボロは反転から右足を振り抜き、強烈な一撃をゴールに突き刺した。
後半も目まぐるしく攻守が入れ替わる展開のなか、モナコは80分にリードを広げる。ペナルティエリア左からカイオ・エンヒキが相手DFとGKの間にグラウンダークロスを供給。抜け出したマイロン・ボアドゥが合わせてネットを揺らした。
2点リードとなったモナコは、87分に南野を投入。後半アディショナルタイム3分にはアレクサンドル・ゴロヴィンとのコンビネーションでペナルティエリア左を攻略したが、南野のクロスは惜しくも得点には結びつかなかった。
試合はこのまま終了し、モナコはリーグ戦5連勝となった。モナコの次戦は13日に行われ、ヨーロッパリーグ・グループステージ第4節でトラブゾンスポル(トルコ)と敵地で対戦する。
【スコア】
モンペリエ 0-2 モナコ
【得点者】
0-1 45+1分 ブリール・エンボロ(モナコ)
0-2 80分 マイロン・ボアドゥ(モナコ)