ブンデスリーガ第9節が9日に行われ、勝ち点5で17位に位置するシュトゥットガルトと、勝ち点4で最下位に沈むボーフムが対戦した。

 今季未だに勝利のないシュトゥットガルトは、前節終了後に指揮官を解任。今節は、日本代表MF遠藤航が中盤の中央に入り、伊藤洋輝はベンチスタートに。一方、ボーフムの浅野拓磨は負傷欠場となっている。

 浮上のきっかけをつかみたい両者の一戦は、開始早々に動きを見せる。3分、ボックス右に侵入したシラス・カトンパ・ムヴァンパがボックス内で倒されてシュトゥットガルトがPKを獲得。それを自ら決めてチームに先取点をもたらした。

 さらに22分には、ナウイロ・アハマダがカトンパ・ムヴァンパとの連携からゴールを記録。その後、1点を返され、尚もピンチが続いたが、64分にワマンギトゥカが加点すると、71分にはセットプレーのこぼれ球に反応した遠藤がゴールネットを揺らした。

 また、ベンチスタートだった伊藤は75分から途中出場。試合は4-1のまま終わり、シュトゥットガルトが今季初白星を手にし、14位に浮上した。

【スコア】
シュトゥットガルト 4-1 ボーフム

【得点者】
1-0 3分 シラス・カトンパ・ムヴァンパ(シュトゥットガルト)
2-0 22分 ナウイロ・アハマダ(PK/シュトゥットガルト)
2-1 29分 シモン・ツォラー(ボーフム)
3-1 64分 シラス・カトンパ・ムヴァンパ(シュトゥットガルト)
4-1 71分 遠藤航(シュトゥットガルト)

【動画】シュトゥットガルトの遠藤が今季2点目!