【プレミアリーグ】ブレントフォード2-0ブライトン(日本時間10月15日/ブレントフォード・コミュニティ・スタジアム)
「これがセンス!これがトニーなんです!」。イングランド代表トニーが見せたヒールシュートに思わず解説が唸り、視聴者も「うますぎ」と大興奮。三笘薫を擁するブライトンをホームに迎え、打ち破った26歳エースのゴールはまさにファンタスティックだった。
【映像】英代表FWトニー 完璧な崩しからのおしゃれヒールシュート
トニーは、この試合を前に、9試合で6得点 2アシスト。今季のプレミアリーグは、マンチェスター・シティのノルウェー代表ハーランドが9試合で15得点という圧巻のゴールショーを見せているものの、トニーの数字も紛れもなくトップクラス。期待を集めるイングランド代表FWはその実力を遺憾なく発揮し、この日も観衆の目を釘付けにする魅惑のゴールを決めてみせた。
27分、相手陣内で攻撃を開始したブレントフォードは、右サイドでボールを受けたフランスの23歳・エンベウモがドリブルでボックス付近まで進入し、縦へとスルーパス。抜け出したナイジェリア代表オニェカがダイレクトで折り返すと、ニアへ走りこんでいたトニーが右足のヒールでタッチして、ゴール左隅へ。
その瞬間、ABEMAの実況・大西洋平氏も「ヒールで流し込んだー!やはり決めるこの男!」と絶叫、解説・松原良香氏も「うまい!」と唸った後にプレーを解説。「少しタイミングが遅いかなと思ったのですが、実は絶妙なプレー。上がりすぎたかなとも思ったのですが、右足のかかとぎみのところで逆サイドへ。このテクニック。これがセンスなんですよね」と興奮。「スキルがありながらもああいった発想ができる。これがトニーなんです」と続けた。
「うますぎ」「崩しからフィニッシュまで完璧すぎる」「これは技あり」と視聴者も熱狂するファンタスティックなゴールで、ブレントフォードが試合の主導権を手にした。
ブレントフォードはこの試合、後半にトニーがPKで1点を加えて2-0で完勝。トニーがチームの全得点をたたき出して今季8ゴールをマークした。なお、日本代表MF三笘薫は今季初めて後半開始から登場。左右両サイドで躍動したものの、チームを勝利に導くことはできなかった。
(ABEMA/プレミアリーグ)