森保一監督率いるサッカー日本代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会でドイツ代表、コスタリカ代表、スペイン代表と対戦。アルゼンチンの大手スポーツ紙『Ole』が17日、アイントラハト・フランクフルトMF鎌田大地(26)らを注目選手にあげたほか、日本代表のスケジュールについても紹介している。

 日本代表は今年6月のキリンチャレンジカップ・キリンカップサッカー2022でパラグアイ代表、ブラジル代表、ガーナ代表、チュニジア代表と対戦。先月ドイツ開催のキリンチャレンジカップ2022ではアメリカ代表相手に2-0と勝利したほか、エクアドル戦では前半から防戦一方の展開となる中でも0-0で終えていた。

 その日本代表のカタールW杯メンバー26名は11月1日に公式発表されるほか、カタールW杯開幕直前の11月17日にはカナダ代表との強化試合に臨む。

 『Ole』はカタールW杯開幕までの動きについて「大会主催者は11月7日に日本代表が全32か国中で最も早くカタールに到着することを明らかにした」と報道。「スペイン代表、ドイツ代表、コスタリカ代表と対戦する複雑なグループでありながら、南野拓実、冨安健洋、久保建英、鎌田大地という確約された選手の爆発によって、決勝トーナメント進出を目指す」と、4選手をパフォーマンスが結果を左右するとの見解を示した。

 ただ一方で日本代表の実力には「前回のFIFAランキングでは23位、直近の親善試合ではブラジル代表に敗れてエクアドル代表に引き分けるなど、日本代表の実情は全くかんばしくないことはよく知られている」と厳しい評価を与えている。

 W杯優勝実績を持つスペイン代表やドイツ代表と同居しているだけに、グループリーグ敗退が濃厚とみられている日本代表。鎌田大地らの活躍により番狂わせを起こせるか注目が集まる。