ジュビロ磐田は18日、同クラブ選手会、およびOBの日本代表DF伊藤洋輝(シュトゥットガルト/ドイツ)より、台風15号の被害を受けた磐田市へ支援金が寄付されることを発表した。
伊藤からの寄付金は100万円。「台風15号により被害を受けた磐田市の子どもたちのために役立てて欲しい」という思いから、「台風15号による浸水被害を受けた学校の教育備品購入等」などに使用される。
現在23歳の伊藤は2021年夏に磐田からシュトゥットガルトへ移籍し、ブンデスリーガの名門と日本代表でレギュラーに定着。同選手は磐田のクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントした。
「この度の台風15号の影響により被害に遭われた方へ、お見舞い申し上げます。今回、ジュビロ磐田の藤田俊哉さんや小川大貴選手会長とお話をする中で、何かできることがないかと思い、微力ではありますが、磐田市の復興へと協力させていただくことになりました」
「幼少期は僕自身、勉強することは得意ではありませんでしたが、大好きなサッカーに夢中でした。だからこそ今の自分があると思っています。夢や目標は簡単に達成することはできませんが、大きな夢、目標、憧れの人、ライバルの存在が必ず自分を成長させてくれます。僕もまだ夢の途中、苦しいことはたくさんあると思いますが、楽しむことを忘れずに頑張ってください。必ず周りの人が応援、サポートしてくれます。一緒に大きな夢を叶えましょう。そして最後になりますが、被害を受けた方々の日常が一日も早く戻ることを願っています」
また、ジュビロ磐田選手会も「台風15号により被害を受けた磐田市の復旧事業のために役立てて欲しい」という思いから、磐田市へ支援金を寄付した。選手会はクラブ公式サイトを通じて、「先日の台風15号に伴う豪雨により被害を受けた方々にお見舞い申し上げます。私達選手会も、実際に現地でのボランティア活動を通してまだまだ支援が必要だと感じ、この度選手会から僅かばかりではありますが寄付をさせていただくことになりました。被災された方々が、一日でも早く元の生活に戻れることを祈っております」とコメントした。