用意周到な日本代表に、対戦国のメディアは警戒心を強めているようだ。

 10月17日、FIFA(国際サッカー連盟)のカタール・ワールドカップ運営ディレクターであるコリン・スミス氏が、同大会の出場国の中で、日本が最も早い11月7日に現地入りすることを明かした。

 グループステージの第3戦で対戦するスペインの『Mundo Deportivo』紙は、この動きに注目。次のように綴っている。

「2022年カタール・ワールドカップの開幕までわずか34日間、サッカー界は4年ごとにすべてを麻痺させるパーティーを開始する準備ができている。出場チームが大会会場に到着する順番や瞬間も注目されるが、その中でも際立っているのは、最初に足を踏み入れるチームとなる日本だ」
 
 さらに森保ジャパンについて、「日本はスペイン、ドイツ、コスタリカと同居したため、難しいミッションを達成するために戦うことになる」としたうえで、こう続けている。

「日本は欧州の競争力のあるリーグでプレーする有望な若手が基盤となっており、上位進出を目ざしている。南野拓実、久保建英、冨安健洋、鎌田大地、堂安律、伊東純也などのプレーヤーは、奇襲を仕掛け、死のグループを生み出そうとしている」

 注目の日本対スペインは、12月1日に行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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