現地10月18日、悲しいニュースが舞い込んできた。
リバプールのユルゲン・クロップ監督が明かしたのは、ポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの怪我の状況だ。日曜日に行なわれたプレミアリーグ第10節、マンチェスター・シティ戦の終了間際にジョッタは負傷退場。診断の結果、ふくらはぎを激しく傷めて全治数か月に及ぶ見込みだという。ドイツ人指揮官は「とても残念な知らせになってしまった。彼はワールドカップを欠場することになる」と神妙な面持ちで話した。
フットボーラーなら誰も夢見るワールドカップの舞台。カタール大会の開幕までおよそ1か月に迫るなか、深刻な負傷を抱えてその道を閉ざされようとしている選手たちがいる。英紙『The Sun』はジョッタの負傷離脱を受けて、「ワールドカップを怪我で欠場しそうなスター11人」をピックアップ。以下がその面々だ。
GK ファン・ムッソ(アルゼンチン代表/アタランタ)
DF リース・ジェームズ(イングランド代表/チェルシー)
DF ブバカール・カマラ(フランス代表/アストン・ビラ)
DF ロナルド・アラウホ(ウルグアイ代表/バルセロナ)
DF リュカ・ディーニュ(フランス代表/アストン・ビラ)
MF エヌゴロ・カンテ(フランス代表/チェルシー)
MF ポール・ポグバ(フランス代表/ユベントス)
MF ジョルジニオ・ヴァイナルドゥム(オランダ代表/ローマ)
FW ペドロ・ネト(ポルトガル代表/ウォルバーハンプトン)
FW ラウール・ヒメネス(メキシコ代表/ウォルバーハンプトン)
FW ディオゴ・ジョッタ(ポルトガル代表/リバプール)
実に4名がリストアップされたフランス代表だが、『The Sun』紙は「カンテとポグバは共に手術後の経過次第で、出場が絶望というわけではない。リハビリ次第では驚異的な回復を見せる可能性もある」と期待を寄せた。
GKはムッソのほかにも、ベルギー代表でレアル・マドリー所属のティボー・クルトワも微妙なラインだとしている。坐骨神経痛を患っており、同紙は「9月の国際Aマッチウイーク後からまったく試合に出ていない。かなり雲行きが怪しくなってきた」と記しているが、月曜日に開催されたバロンドール授賞式でクルトワは元気な姿を見せていた。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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