コスタリカサッカー連盟(FCRF)は18日、コスタリカ代表MFオルランド・ガロ・カルデロン(22)がドーピング検査で陽性反応を示したことを発表した。

FCRFによると、サンプルはコスタリカ代表が韓国代表との対戦で韓国遠征した際の9月21日に採取されたとのこと。15人が無作為に選ばれたという。

国際サッカー連盟(FIFA)によると、見つかった物質はタンパク質同化アンドロゲンステロイド(AAS)、クロステボル代謝物の痕跡が見られたという。

陽性判定を示した通知の書面が届いたとのこと。FCRFはFIFAの決定を待っている状況であり、ガロには3〜7日の異議申し立て期間があるとのこと。その後、同選手に出場停止処分を科すかどうか決定するため、1カ月後に開幕するカタール・ワールドカップ(W杯)への出場資格は現時点では剥奪されていないとのことだ。

コスタリカは、W杯で日本代表とも同居。ドイツ代表、スペイン代表とも対戦する。

ガロは、コスタリカのエレディアーノでプレー。2021年10月にコスタリカ代表デビューを果たしており、カタールW杯北中米カリブ海予選では8試合に出場。これまで10試合に出場し、9月の代表活動も参加していた。