ますますロナウドの働きが重要になってきたとの見方も

今季マンチェスター・ユナイテッドで思うような結果を残せていないFWクリスティアーノ・ロナウド。そのパフォーマンスには批判の声もあり、今年のワールドカップ・カタール大会ではポルトガル代表の先発から外すべきとの意見もある。

しかし、リヴァプール所属のFWディオゴ・ジョタが負傷してしまった。ワールドカップ出場は絶望的とされており、英『Daily Star』はこれでロナウドの働きが重要になってきたと取り上げている。

ジョタはポルトガル代表の常連メンバーであり、ロナウドに代わってセンターフォワードを任せても良い実力者だ。それだけに負傷離脱は残念でならない。ポルトガル代表としてはオプションが1つ減ったことになる。

さらにポルトガルはウォルバーハンプトン所属のFWルベン・ネトも足首の靭帯を痛めて離脱しており、ワールドカップへの出場は叶わない。

アトレティコ・マドリードでジョアン・フェリックスが苦戦していることを考えると、前線のピースは限られてくる。頼れるのはマンチェスター・シティのベルナルド・シウバ、ミランで伸びるラファエル・レオンの左ウイング起用もいいだろう。そしてセンターフォワードにはロナウドだ。

アンドレ・シウバも候補者ではあるが、代表監督フェルナンド・サントスはロナウドに賭けてくると予想される。

ポルトガルを優勝候補に推す声もあったが、ジョタが負傷離脱した今はロナウド次第になってきたところもある。ロナウドがワールドカップに合わせてコンディションを整えてくれることに期待するしかないが、マンUでは今節のトッテナム戦も出番がなかった。試合勘は気になるところだが、ロナウドは期待に応えられるだろうか。