ダルムシュタット戦で途中交代
11月にFIFAワールドカップを控えるサッカー界だが、欧州は各国リーグのシーズン中に行われるため、ケガ人などでメンバー選考にも影響を与える。特に守護神の離脱はチームにとって大きな問題だろう。
DFBポカールの2回戦で2部のダルムシュタットに敗れたボルシアMGは、大会を退いただけでなく、守護神も離脱してしまうこととなった。開始13分にクロスボールに反応して飛び込んだ際に左足首を捻挫。控えGKトビアス・ジッペルと途中交代を余儀なくされた。
ボルシアMGだけでなくスイスの絶対的な守護神であるゾマー。スイスはブラジル、セルビア、カメルーンと同じグループに入っており、チームを支えるGKの離脱は大きな戦力ダウンとなるだろう。
しかし独『Kicker』によれば、クラブのGKコーチであるパトリック・フォレッティが「(W杯は)万全の状態で臨めると思う」とポジティブなコメントを残している。むしろ回復期間によって、コンディションのいい状態でワールドカップを迎えるかもしれないと伝えているのだ。
ゾマーはボルシアMGでも絶対的な正GKとして活躍。今季のブンデスリーガ第4節ではバイエルン相手に19セーブを記録するなど、高いパフォーマンスを見せており、W杯の大舞台でも輝きを放つ姿に期待だ。