横浜FC所属のFW小川航基(25)は23日、明治安田生命J2リーグ最終節・ロアッソ熊本戦で2ゴールをマーク。主力選手として横浜FCのJ1昇格に大きく貢献したほか、J2得点王に輝いている。そんな中、お笑いコンビ『ペナルティ』のボケ担当であるワッキーさんが同選手のFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表サプライズ選出を推奨。Jリーグファンから賛否両論が沸き起こるなど話題を呼んでいる。
小川航基は2019年12月開催のEAFF E-1サッカー選手権(旧東アジアサッカー選手権)で日本代表初選出。しかしジュビロ磐田で結果を残せなかったこともあり、以降は日本代表に一度も招集されていない。
ただ昨季終了後にジュビロ磐田から横浜FCへ完全移籍すると、今季は四方田修平監督のもとで序盤から得点を積み重ねるなど、絶対的なストライカーとして活躍。J2リーグ42試合中40試合の先発出場で26ゴールをあげ、得点ランキング2位のファジアーノ岡山所属FWチアゴ・アウベス(29)に10ゴール差をつけてJ2得点王にタイトルを獲得した。
この小川航基の活躍ぶりには、サッカーファンでおなじみのワッキーさんも注目。ワッキーさんはロアッソ熊本戦に自身のツイッターアカウントを更新すると、「この勢いにまかせて小川航基を代表によんでしまう、っていう案はどうかなぁ」と森保一監督に同選手のカタールW杯日本代表招集を提言している。
するとSNSユーザーからは「湘南ベルマーレの町野修斗が厳しかったので無理」、「J2の選手がスペインとドイツ相手にいきなりは厳しい」といった反対意見が寄せられる。ただ一方で、「アリだと思います!」、「なんだかいけそうな気がする」、「ヴィッセル神戸の大迫勇也よりはマシ」と賛成の声も上がっているほか、「W杯で活躍出来れば海外行くチャンス広がるだろうから賛成」といった意見も見られている。
なお小川航基の去就については、ベルギーメディア『VOETBAL』が今年6月にSTVVの獲得候補として同選手の名前が挙がっていると報道。イタリアメディア『カルチョライン』もセリエB(イタリア2部)ジェノアからの関心を伝えるなど、欧州での知名度も高まっている。