ドルトムントに所属するFWユスファ・ムココは、FIFAワールドカップカタール2022のドイツ代表に招集される可能性があるようだ。25日、ドイツメディア『Sport1』が報じた。

 ドイツ代表は先日、55名の予備登録メンバーを国際サッカー連盟(FIFA)に提出。ハンジ・フリック監督は11月10日に、最終メンバー26名を発表する予定だ。予備登録メンバーのリストはDFB(ドイツサッカー連盟)より公表されていないが、一部メンバーの名前はドイツメディアによって報じられ始めている。

『Sport1』が入手した情報によると、ストライカー問題に悩まされるフリック監督は、“神童”ムココを予備登録メンバーに入れた模様だ。カタールW杯開幕直前に18歳の誕生日を迎えるムココは、2020年11月21日にブンデスリーガ史上最年少の16歳1日でデビュー。昨季はケガに泣かされたが、今季はバイエルン戦でのゴールなど、リーグ戦で4得点を挙げている。

 また、同メディアは、フランクフルトで復活の兆しを見せるMFマリオ・ゲッツェやドルトムントのDFマッツ・フンメルス(ドルトムント)ら、2014年の世界一を知るベテランも予備登録メンバーリストに名を連ねたと伝えている。

 さらにドイツ紙『ビルト』によると、ウニオン・ベルリンのMFラニ・ケディラ、ブレーメンのFWニクラス・フュルクルク、ボルシアMGのMFクリストフ・クラマーも55名の中に含まれているようだ。

 カタールW杯でグループEの ドイツ代表は、11月23日に日本代表、11月27日にスペイン代表、12月1日にコスタリカ代表と対戦する。