カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表とも対戦するドイツ代表の予備登録メンバーが判明した。ドイツメディア『ビルト』の報道をもとに、同国紙『スカイスポーツ』が伝えている。

■44人の予備登録メンバー

 ドイツサッカー連盟(DFB)から予備登録メンバーはまだ発表されていないが、報道によると、同メンバーのリストはすでに国際サッカー連盟(FIFA)には提出されているようだ。

 判明した予備登録メンバーの数は44人。ハンジ・フリック監督は本戦に臨む26人をこのリストから選び、11月10日に発表する予定だという。

 この44人の中には、GKにマヌエル・ノイアー(バイエルン・ミュンヘン)やマルク・アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ)、DFにアントニオ・リュディガー(レアル・マドリード)やティロ・ケーラー(ウェストハム・ユナイテッド)などが入った。MFにヨシュア・キミッヒ(バイエルン)やイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)、そしてFWにはカイ・ハヴァーツ(チェルシー)やマルコ・ロイス(ドルトムント)などが入っている。

 また、板倉滉が所属するボルシアMGからは4人、鎌田大地と長谷部誠が所属するフランクフルトからは2人、原口元気が所属するウニオン・ベルリンからは2人が選出されたようだ。そのうちボルシアMGのルカ・ネッツ、ウニオン・ベルリンのラニ・ケディラは『スカイスポーツ』に「1番のサプライズ」と言われている。

■前回大会の屈辱を晴らせるか

 ドイツは今回のカタールW杯で日本、スペイン、コスタリカと同じグループEを戦う。その初戦が日本代表戦で、11月23日に試合が行われる予定だ。

 ディフェンディングチャンピオンとして挑んだ前回のロシアW杯ではまさかのグループステージ敗退を喫してしまったが、今大会で汚名返上となるか。まずは今回報じられた44人のうち、誰が本戦行きを勝ち取るのかに注目したい。