肩を痛め前半のみで交代したレアル・ソシエダの日本代表MF久保建英だが、大事には至らなかったようだ。

27日、ソシエダはヨーロッパリーグ(EL)グループE第5節でオモニア・ニコシアとアウェイで対戦した。

22日に行われたラ・リーガ第11節のレアル・バジャドリー戦で敗れ、公式戦の連勝が8でストップしたソシエダ。ELでは4連勝で首位に立っている状況で迎えた。

久保はこの試合でも先発出場。17分にミドルシュートを放つがわずかに枠を外れていく。すると33分にアクシデント。右サイドで相手DFヤン・レツヤクスと入れ替わろうとした際に左肩を負傷。ピッチに倒れ込むがその後に復帰。それでもハーフタイムで交代となっていた。

カタール・ワールドカップ(W杯)まで時間があまりない中で、肩の状態が懸念されたが、どうやら大事に至らなかった様子。スペイン『ムンド・デポルティボ』によると、週末の試合で久保はプレーできる可能性があるようだ。

報道によれば、久保は試合後のドレッシングルームで、30日のラ・リーガ第12節のレアル・ベティス戦で出場が可能だと話していたという。

日本代表にとってはもちろん、ソシエダにとっても好調のチームの中で高いパフォーマンスを見せていた久保が離脱となれば大きな痛手となっていたが、本人は問題ないと感じているようだ。

もちろん、メディカルチームのチェックが必要になり、イマノル・アルグアシル監督の判断も必要にはなってくるが、深刻なケガではない可能性が高そうだ。