レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、27日に行われたヨーロッパリーグ(EL)・グループE第5節オモニア・ニコシア(キプロス)戦で負傷交代したMF久保建英の状態について明かした。同日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 EL4連勝でグループE首位に立つレアル・ソシエダは、すでにグループ2位以内を確定させている。迎えた第5節でオモニア・ニコシアと対戦したレアル・ソシエダは、負傷離脱者や体調不良者が相次ぐ厳しいチーム事情にも関わらず、MFロベルト・ナバーロとMFブライス・メンデスのゴールで2-0の勝利。破竹の5連勝を飾り、最終節でのマンチェスター・Uとの“首位決戦”に優位な状況で臨めることとなった。

 同試合にも先発出場し、レアル・ソシエダの攻撃を牽引した久保建英。しかしながら前半33分に、左肩を痛めるアクシデントが発生した。久保は治療を受けた後、前半終了までプレーしたものの、ハーフタイムでMFパブロ・マリンと交代している。

 レアル・ソシエダは現在、FWミケル・オヤルサバルやMFダビド・シルバらの攻撃陣を欠いている。久保のケガの程度も心配されていたが、幸い大事には至らなかったようだ。『ムンド・デポルティーボ』によると、同試合後にアルグアシル監督が久保のケガについて言及。肩の違和感でピッチから退いたことを明かしつつも、30日に行われるラ・リーガ第12節ベティス戦には出場できる旨を述べたことを報じている。