FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表候補であるMF三笘薫(25)は昨年8月、川崎フロンターレからブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍。ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)へのレンタル移籍をへて今季からプレミアリーグの舞台でプレーしている。そんな三笘薫は近い将来、ブライトンで日本人選手とチームメイトになる可能性があるようだ。
同選手は川崎フロンターレ下部組織や筑波大学をへて、2020年に川崎フロンターレへ正式入団。プロ1年目からJ1リーグで2桁ゴール2桁アシストという偉業を成し遂げると、2021シーズンもリーグ戦で8ゴールをマーク。U24日本代表の一員として東京五輪に参戦した後、海外挑戦を果たしている。
そんな三笘薫はプレミアリーグ挑戦1年目の今季、序盤からスーパーサブとして活躍。今月1日の第9節・リバプール戦ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)を相手にドリブル突破。同点ゴールをアシストすると、29日の第14節・チェルシー戦ではリーグ戦初先発ながらも再びアシストをマークした。
三笘薫が現地のファンやメディアから高い評価を受ける中、ブライトンが今月30日開催の明治安田生命J1リーグ第33節にスカウト陣を派遣したとのこと。
北海道コンサドーレ札幌からのコーチ派遣という形で現在クラーク記念国際高等学校サッカー部監督を務める伊藤壇氏は30日夜、自身のツイッターアカウントを更新。「傑志(香港リーグ)のチームメイトが現在ブライトンのスカウトをしていて、昨日のJ1リーグ視察にきています」
「三笘選手の活躍で日本人選手の評価が高まっていて新たな若手選手を発掘しようとしているようです。 近いうちに誰かが電撃移籍とかあるのかな?」と投稿。試合会場など詳細な情報には触れなかったものの、Jリーガーによるプレミアリーグ挑戦を予想している。
なお伊藤壇氏は1998年からブランメル仙台(現ベガルタ仙台)で2年間在籍した後、オーストラリアや東南アジア、グアムなどで2019年までにわたりプレー。傑志では2004年に所属していた。