【プレミアリーグ】アーセナル5-0ノッティンガム・フォレスト(日本時間10月30日/エミレーツ・スタジアム)

 プレミアリーグは激しいぶつかり合いのリーグとして有名だが、アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋は、今まさにその環境で揉まれている。この試合でも後方から削られる場面があったものの、まさかのファールなし。これがプレミアリーグの洗礼か。

【映像】冨安健洋が受けたプレミアリーグの洗礼

 41分に起きたプレーだ。冨安は対戦相手のカウンターを止めるべく、相手のボックス近辺までハイプレスを仕掛け、一度は体を張ってマイボールにしかけた。

 ただし簡単に諦めないのがプレミアリーグの選手たちだ。ノッティンガム・フォレストに所属するイングランド人MFギブス・ホワイトは、ボールを奪い返すべく冨安の後方から激しくタックルを仕掛けた。冨安が倒された瞬間にスタジアムからはブーイングが飛ぶ。しかし主審は近くからその場面を注視していたが、迷った素振りも見せずプレーは続行となった。

 これに対して、ABEMA解説の戸田和幸氏も「おっ、(笛は)ない」とやや驚いた様子。またABEMA視聴者の中には「ファールだろ!!」「プレミアw」などと、イングランド特有の激しさにコメントがいくつも寄せられた。

 一度ボールを奪いかけた惜しい場面だっただけに、冨安としては悔しいワンシーンとなってしまった。
(ABEMA/プレミアリーグ)