アーセナル所属の日本代表DF冨安健洋(23)は、10月30日の第14節・ノッティンガム・フォレスト戦までプレミアリーグ4試合つづけて先発出場。スコットランド代表DFキーラン・ティアニー(25)をベンチへ追いやっているが、ここにきて再びポジション変更の可能性があるようだ。31日、英紙『サンデーミラー』が伝えている。
冨安健洋は開幕当初、右サイドバックでイングランド代表DFベン・ホワイト(24)の控えに甘んじていた。しかし今月9日の第10節・リバプール戦でエジプト代表FWモハメド・サラー(30)とマッチアップを制して勝利に貢献。左サイドバックでの先発起用に応えると、その後は左サイドバックのレギュラーに定着している。
そんな中、同選手は『サンデーミラー』のインタビューに応じた際、ポジションへのこだわりを聞かれると「アビスパ福岡にいた頃は、“6番”(中盤)でプレーすることに慣れていましたね。ボローニャにいた3,4年前くらいからサイドバックでプレーするようになりました」
「ただポジションについてはそこまで気にしていないですね。ピッチ上のどこでプレーしていたら幸せですし、チームに力になれたらと思っています」と語っている。
また『サンデーミラー』はベルギー代表MFサンビ・ロコンガ(23)のパフォーマンスが不安定であることを指摘。「もしミケル・アルテタ監督がミッドフィルダーの陣容に悩んでいたり、ロコンガがディフェンスラインに近いポジションで役割を果たせないと考えているならば、冨安健洋という選択肢が入ってくる」と綴っている。
ミケル・アルテタ監督から信頼を寄せられている冨安健洋。今月下旬にFIFAワールドカップ・カタール大会を控える中、同選手の起用法に再び注目が集まっている。