今月20日からカタールで開幕される「FIFAワールドカップカタール2022」日本代表(SAMURAI BLUE)選手のメンバー発表記者会見が1日14時から行われ、冒頭、森保監督は「今のベストとして自信をもって」と選手選考に至る心境、自信を述べた。一方、大迫や原口に加え、古橋らが選考から外れたことについて問われると「許されるのであれば招集したい」と苦渋の決断を滲ませた。一方、久保や伊藤らが初選出となった。

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「発表した今も難しい選択だなと思っている。先ほどもお話ししたが、今のベスト、今回のW杯に臨むベストの選択をしたと自信を持っている。このメンバーの中に入ってもおかしくない力のメンバーはまだまだいる。その選手たちのことを思うと、複雑な心境。すべての思いを持ってカタールで全力で戦いたい」

 そのように述べた森保監督は、重要視したポイントについて「これまでの活動、そして今の選手の置かれている状況、戦いを見通して総合的に考えて、今のベストということで選考した。個のストロングポイントと、チームとして気持ちをつなげられる、連携・連動して戦う、組織力として個を活かすことができる選手を選考した」と説明。

これまで代表を支えてきた大迫や原口、古橋の名前がなかったことについては「今おっしゃられた選手たちは、許されるのであれば招集したい、カタールの地で戦い耐える選手たち、その力がある選手たち。選ぶ時に比較しなければいけないが、比較することでもない。今回選んだが、Jリーグもう1節あるし、ヨーロッパ連戦でW杯の直前まで試合もある。26人を選んだが、起こったなかで最終的な戦い、代表ではしてきた。ラージグループを持ちながら、最終的に開幕を迎えられるように」と前を向いた。(ABEMA NEWS)