FIFAワールドカップカタール2022の日本代表メンバーに選出されたFW上田綺世(サークル・ブルッヘ/ベルギー)が、所属事務所を通じてコメントした。

 現在24歳の上田は、2019年6月のコパ・アメリカ2019でA代表デビュー。2021年夏に行われた東京オリンピックで活躍を見せると、2022年3月からA代表の常連メンバーとなった。代表通算10試合に出場し、まだゴールは記録していない。それでも、2022年は鹿島アントラーズで得点を積み重ねると、今夏からプレーするサークル・ブルッヘでも数字を伸ばし始め、本格ブレイクの予感を漂わせている。

 FW大迫勇也(ヴィッセル神戸)やFW古橋亨梧(セルティック/スコットランド)が落選したなかで26名のメンバー入りを果たした上田は、自身初のW杯に向けて次のようにコメント。新エース候補としての意気込みを示した。

「ワールドカップを戦う日本代表に選出されたことを大変嬉しく光栄に思います。サッカーを始めた頃からの目標であったワールドカップに出場できることは、本当に楽しみです。同時に選ばれた責任を感じながら大会に向けて毎日を大切に過ごしたいと思います」

「これまで出会った指導者、チームメイト、支え続けてくれた家族、関係者の皆様に感謝しながら、貪欲にプレーしてFWとしてゴールという結果で日本に勝利をもたらせるよう闘います。応援よろしくお願いします!」

 カタールW杯は11月20日に開幕。日本代表はドイツ代表(同23日)、コスタリカ代表(同27日)、スペイン代表(12月1日)とグループステージで対戦する。なお、日本代表は11月17日にUAEのドバイでカナダ代表と強化試合を行い、本大会に向かう。