11月1日のメンバー発表を、香川真司はどんな想いで受け止めたのか。
同日、カタール・ワールドカップに臨む日本代表の26人が発表された。4年前のロシア大会では10番を背負い、躍動した男の名前は、そこになかった。
33歳のアタッカーは2日、自身のSNSを通じて心境を綴った。
「発表前の数日、4年間色々なことがあったなと改めて振り返る時間がありました。なかなか思い通りに行かなくても自分なりの信念を貫いて戦えた事又はそれをどんな時もサポートしてくれた自分に近い人達に感謝したい」
ロシア大会後、代表から遠ざかった。2019年の3月と6月のキリンチャレンジカップでは招集されたが、その後は続かなかった。
クラブではドイツのドルトムントを離れ、トルコのベシクタシュ、スペインのサラゴサ、ギリシャのPAOKを渡り歩くなかで、思うような活躍は見せられず。現在はベルギーのシント=トロイデンに籍を置く。
3大会連続のW杯出場はならなかったが、4年に一度の大舞台に挑む仲間たちに心からのエールを送る。
「選ばれた選手は、色々なプレッシャーが出て来ると思うけど自分自身に集中してこの4年間積み上げて来た事をただただ初戦のドイツ戦にフォーカスをしてほしいなと思います。代表メンバーの皆の健闘を祈っています。がんばれ!!!」
この投稿には「香川選手がいない代表は寂しいです…」「おれの中ではいつもサムライブルーの10番」「やっぱり日本のエースはシンジなんです」「いつまでも好き」「ずっと応援しています。。」といった声が上がった。
森保ジャパンの飛躍とともに、欧州の地で奮闘を続ける香川のさらなる活躍にも期待したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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