日本代表MF遠藤航(シュトゥットガルト/ドイツ)が、FIFAワールドカップカタール2022でのドイツ戦に向けた意気込みを語った。3日、ドイツ紙『ビルト』がコメントを伝えている。

 現地時間の今月20日に開幕を迎えるFIFAワールドカップカタール2022。アジアの激闘を勝ち抜き、7大会連続7回目のワールドカップ出場を決めた日本代表は、本大会ではスペイン代表、ドイツ代表、コスタリカ代表と同組のグループEを戦い、2大会連続の決勝トーナメント進出、そして過去最高を更新するベスト8以上の成績を目指す。

 現在は日本代表の主軸として活躍している遠藤。先日発表されたワールドカップ本大会に臨む日本代表メンバー26名にも順当に名を連ねた。前回のロシア大会では出番なしに終わった遠藤は「このメンバーであればチャンスはあると思っています。それぞれがヨーロッパのクラブで良いプレーをしていますし、この勢いをそのまま本大会に持っていきたいですね。目標はベスト8です」とワールドカップ本大会に向けた意気込みを語った。

 23日に行われる初戦ではFIFAランク11位のドイツ代表と激突する日本代表。遠藤は、前回ロシア大会時に”アジアのライバル”韓国代表がグループステージでドイツ代表を破ったことについて触れつつ「韓国は僕たちのお手本になると思っています。もちろん、ドイツには大きな敬意を払っていますが、僕たちが団結し一丸となって臨めば、彼らにとって危険な存在になり得ると感じています」と強敵撃破への意気込みを示した。

 また、ドイツ代表の印象については「そうですね。ブラジル、フランス、アルゼンチンと並んで…。もちろん日本もですが(笑)。ドイツとの決勝戦を願っています」とコメントしている。